2009年12月31日木曜日

良いお年を

さまざまな変化があった年でした。

生まれたいのちに出会い
一方で、去った方もいました。

手放したものもありました。
もらったことも多かった。

思いやりのありがたみに、ひたすら感謝し
また、自分の至らなさを痛感する年でした。

今年一年
ありがとうございました。

そして来年も
どうぞよろしくお願いいたします。

2009年12月25日金曜日

友へ

生きてる限り 別れがあります

なくなっても 
会えなくなっても
忘れて もう思い出せなくなっても

大事なひと 大事なもの 大事なことは
私たちの魂に
ひとつひとつ 
ちゃんと刻まれて ずっと残っていく

そう思うのです
だから 進んでいけるのです
そしてまたすばらしいものに出会い
大切にしたいとおもえるのです

おそれることなく いこう 

きっと大丈夫だから

昼食会とプレゼント

某日 N家にて 持ち寄り昼食会

ヒヨコ豆のロールキャベツ
ジャガイモの高黍サンド焼き
にんじんとほうれん草のナムル
レンコンとみかんの甘酢和え
久しぶりに まとまった数量の料理を作ったら
妙にテンション上がってしまった

まきちゃんのポタージュ
のたりパン
お豆のサラダ
ベイクドポテト
イチゴのアイス
シュトーレン
すごいすごい おいしーい!
「こんなん毎日食べたいね!」と言ったら
「誰が作るの」とつっこまれ みんなで笑う

N夫妻からプレゼントをいただく
鳥の鳴き声が真似できる バードコール
まきちゃんから いただいたのも小鳥のペーパーウェイト
鳥づいてるなぁ 旅立ちの頃ということだろうか
ありがとう ふたつとも台湾に大事に持って行きます

暖かい場所で 温かいごはんを囲んで 
あったかい心の友とすごした
宝石のような一日だった

2009年12月21日月曜日

ヒロシ&ゴローin唐津洋々閣

直前まで 行けるかどうか分からなくて
じりじりと カレンダーを睨んでは
ひとり焦っていたのだけれど

やっぱりどうしても 聞きたくて聞きたくて
行ってしまった
高野寛&伊藤ゴローLive in 唐津 洋々閣

洋々閣 健やかで美しい
開場前 観客はみな大宴間に通される
レインボー食堂と名づけられた場所で
七色七品のあたたかい食事

高野さんとゴローさんの
ギターと歌声
その音は そのメッセージは
やわらかく 熱く
心を強くしてくれた

すばらしかった ありがとうございました!

2009年12月13日日曜日

にんじんのオリーブオイル煮

にんじんがおいしい季節である
にんじんだけを無性に食べたくなったので
ひとまず いっぽん美味しそうなのを取り出してみる

私の勝手なイメージだけど
にんじんは
先っぽまで、まん丸としたものが甘いような気がする
「あの人はまるくなったね」と聞くと
なんだかよくわからないが美味しそうだし
杉の樹も、老樹ほど先っぽが丸くなるそうだ
(人や杉が美味しいかは食べたこと無いので知らない)

とにかく いっぽんのにんじん
じいっと見る

どんな風に料理したら、きみは美味しいんだい?
そしたら、にんじんが言う (気がする)
 「とりあえず 細う切ってくださいな」
ほんじゃ切るよ。

そんでどうする?きんぴら?サラダ?ん、ちがうの?
 「オリーブオイル あるでしょう それで蒸し煮
  しおとにんにくとしょうが 忘れないでね」
ああ、なるほど。そうだね。そうだね。

細切りのにんじんを鍋に入れる

にんにく千切り
生姜千切り
オリーブオイル ちょろーり
ふたをして中火 くちくち鳴ったら弱火
ゆすって全体をなじませて 
今日はすこし歯ごたえがあるくらいがいい

あつあつでも 冷めても
にんじんは甘くて美味しかった
また作ろうね

2009年11月15日日曜日

プリンを作る

牛乳 300ml
卵 1個
卵黄 1個分
三温糖 25g
バニラエッセンス 少々
塩 少々
コーヒーカップ 4個

牛乳を温める。温度は50℃。
卵と卵黄、砂糖を混ぜる。泡立てぬこと。
卵に牛乳を少しずつ加える。混ぜる。
バニラエッセンス、塩を少々。
漉す。二度漉す。
器に流す。表面の泡を消す。ぷちぷち。
ふたをかぶせる。ぴっちり。

なべに湯を沸かす。くつくつ。
なべに器を並べる。半身浴。
すぐ弱火。ごく弱火。
なべにふきん、そしてふた。
弱火5分。
火止めて10分。
赤子ないてもふたとるな。

かんたんプリン。
だから今日はカラメル作るのはサボる。
メイプルシロップを、ちょろり かける。

いろんなところからやってきた材料
牛さん ニワトリさん サトウキビ 甜菜ダイコン バニラ サトウカエデ

海 太陽 大地 どこかのだれか
そのいのちやその労力をあずかって
ここにそのプリンは出来上がる
そして誰かに渡していく
料理することはそういうこと
食べてもらうことはそういうこと
そんなことを考えつつ さぁ
いただきます!

2009年11月11日水曜日

台湾というところ

台湾から帰ってきた。
11月というのにギラギラと太陽が照らしていた。

何をしにきたのかと訊かれ、
別に予定はないと答えたら変な顔をされた。
休息休息(シウシ シウシ)するんだといっても
納得したようなしてないような。

観光とか、ショッピングとか、どうでも良いんだ。
ここが好きだから来たんだよ。
君たちが好きだから会いに来たんだよ。
友人の店の中を一日中うろうろしたり
恋たん(同居犬、非常に麗しいお方)と公園散歩したり
スーパーで買い物して料理したり。
それだけで いつのまにか、からだにエネルギーが満ちてくる。
ああ なんて幸せ。

みんな ありがとう ありがとう。
来年必ずまた会おう。

2009年11月6日金曜日

台湾へ数日行ってきます

ちょっと台湾に行ってきます。

考えてみたら
台湾に一人で行くのは初めてです。
いつも隣に誰かいてくれて
いつも何か予定があった。

今回は一人で動く。
今回は予定がほとんど無い。
何しましょう。
どこ行きましょう。

とにかく、懐かしい人たちに会いに行こう。
おまんじゅう持って会いに行こう。
そしたらまたきっと
想像を超える素晴らしいことが起こるに違いない。

そんでは、行ってきます。

2009年11月2日月曜日

歌声というごちそう

雨上がりの夕暮れ
友人達と 町から遠く遠く 車を走らす
緑深い 山の家のなかで
その夜 小さなあたたかいコンサートが開かれた

食べ物が身体をつくるように
音楽や芸術は魂をつくっている
NUUさんの歌にふれると
そんなことが思い浮かぶ
胸の奥に ふんわりと明かりがともる
彼女の歌声 言葉 笑顔
またどこかで逢えたらと願った

帰り道
雲間に青く冴えた月が
何も言わずに見送ってくれた

2009年10月17日土曜日

片付けする日々

最近、荷物の片付けをする日々である

器 布 道具 本
思い入れのあるものを処分するのは難しい
思い出深いものほど決断には時間がかかる
執着がありすぎるのは問題だけれど
執着がないと言い切るのもなんか寂しい

いつか使うかもしれないというのは やめよう
思い切って手放してみる
願わくば 新しい場所で
また活き活きと働いておくれ

2009年9月21日月曜日

さようならありがとうこんにちは


二年間営んだ小さな店をたたみました。

短い間でしたが
たくさんの人に出会い
たくさんの真心をもらいました。
いつも救われる思いでした。
ありがたかった。
ありがとうございました。

そしてこれから
またいつか何処かに
小さな店を
ふたたび開くだろうまでの
道程を歩いていきます。

ゆっくり
ぼちぼち
風まかせに。

どうぞゆっくり
お付き合いください。