2010年8月29日日曜日

近況

8月13~19日
 家の法事のため一時帰省する
 たくさん会いたい友人がいるのだが
 実際はなかなか時間が取れず 悔しく思いつつ福岡を発つ
 
 帰省中 強く感じたのは
 故郷が自分の身体に深く染み込んでいたということ
 そして 台湾という国に私は根を生やしてないということだった
 半年ハンドルを握って無くても
 通い慣れた道はスイスイと運転できたし
 福岡で過ごしていると
 台湾での出来事がすべて幻か何かのように感じた
 
 まだだ まだまだなんだ と何かが訴えてくるようだった

8月23日
 台北で新しい仕事が始まる
 日本語を教えるという仕事だ
 常々 美しい言葉は美しい人格をつくる と考えてきた
 言葉に携わる仕事を与えられたことを嬉しくも思うし
 また 大きな責任も感じずにいられない
 
 元々 台湾に来た目的は
 台湾全土の文化や風土をじかに見たいということ
 台湾料理をいくばくか習得したいということだった
 はじめは6ヶ月もあれば十分かと思っていたら
 ふたを開けてみれば
 言葉が通じない 時間が足りない
 この野望達成は1年でも足りないくらいだと
 考えの甘さを反省した

 というわけで もう少しだけ此処に居ることにしたのだ
 今回台北での職を得るために
 尽力してくれた友人たちに感謝している
 もう少しだけ此処でいろんなものを見ていたい
 
8月29日
 仕事が始まって一週間が過ぎた
 慣れない仕事だということと
 授業の緊張感と準備の多さに疲れる
 少しずつ慣れていこうと思う
 中国語も何とか勉強し続けたい
 

2010年8月3日火曜日

水蜜糖愛文マンゴーと有機豆花

台湾の夏は すさまじく暑い
暑い日があるのではなく 常に暑いのである
特に昼の12時から14時にかけては殺人的な日差しなので
皆 遊ぶのは夕方や夜になる

自ずから 台湾のお店の営業時間も
夜中心になってくるようで
洋服や雑貨の店が夜10時を過ぎても営業するのも当たり前だし
夕方から朝の6時まで営業する食堂も少なくない
24時間営業のスーパーマーケットもあちこちにある

台北郊外の新店には
なんと24時間営業の八百屋がある
そこは24時間営業だけがウリではない
ものすごーく安いのである
普通のスーパーマーケットの半額近いものも多い

ある日そこで「水蜜糖愛文マンゴー」なるものに出会った
それはそれは甘くて香り高くて
マンゴーというか白桃にさえ近い感じなのだ
600g大体2,3百(日本)円
これ 永康街の果物屋で4、5倍の値段で売っているらしい
友人は2つ買ってみた次の日に すぐさま
わざわざバイクで20分かけて8個買い足しに行った
私も思わず一緒に4つ買った

この味を覚えたら
永康街のマンゴーカキ氷のマンゴーなんて
正直どうでもよくなってしまうのである

それからその新店の八百屋の向かいに
有機豆乳と有機豆花の「豆花朴」がある
ここの有機豆花は今まで食べた中でダントツ美味しかった
夕方はこのあたりは市場が立つらしい
新店はまだまだ開拓する楽しみがありそうだ