お肉が怖くて 調理できない と
ある人が言った
私たちの食事にと 亡くした尊い命のために
いったい誰が その肉を大事に調理してあげられるだろう
生き物の肉を食べたら
自分の体が その墓場になってしまうでしょう と
他の ある人が言った
誰かのために 自分の体が
墓場になるのは そんなに悪いことだろうか
今 たまたま ここに生きて
毎日 幸運にも ごはんを食べることができる
野菜であれ 肉であれ
有り難い 大事な命を受け取り 自分の血肉 活力に変える
そして 生きる
いただきます と
そして食べたら その分
一生懸命 働けばいい
どんな命をいただくか より
命を どう いただき
いただいた命で どれだけ 多く
この世の何かのために尽くせるか ではなかろうか と
青二才の たわごと だけれど
今は そう思う